今年も開催しました!サマーインターンシップ~二子玉川夏の陣2022~

みなさん、こんにちは。
2022年のサマーインターンシップ、二子玉川夏の陣が無事に終了しました。新卒として楽天グループへ入社した先輩社員の中でも、このインターンを経験して入社されている方が、少しずつ増えています。

 

ーー二子玉川夏の陣とは?

二子玉川夏の陣とは2015年から開催されているコマーステックの夏のインターンシップです。8回目となる今年も、全期オンラインでの開催となりました。今年は、アプリケーションエンジニア、QAエンジニア、プロダクトマネージャーの3つのコースを開催し、数百名の全国の優秀な学生の皆さんが参加してくれました。

それぞれのコース内容は・・・

アプリケーションエンジニアコース:お題に沿ってDesign、Planning、Developmentと開発の一通りの流れを経験。

QAエンジニアコース:チームで開発後のプロダクトのテスト設計から実行まで行う。

プロダクトマネージャーコース:テーマに沿って楽天グループのサービスやプロダクトを活用した企画立案を行う。

短期間ながら、圧倒的な成長を体感していただける夏の陣。先輩社員から色々な情報を聞くことができたり、活躍が認められると優先選考権を付与されます。またそれだけではなく、なんとお給料もお支払いします!

今回はそんな夏の陣に過去に自身が学生の頃に参加し、今年改めてメンターとしても夏の陣に協力して下さったTaskさんにお話を聞いてみました。

ーーTaskさんも夏の陣経験者なんですよね。夏の陣の魅力はどんなところでしょう

Task夏の陣では一週間という限られた時間の中で、アイデア出しから実装、デモまでやってしまうので大きな達成感を得ることができるのが特徴です。また、デモの発表や質疑応答を全て英語で実施するのは他社のインターンではなかったので、そういったユニークさに面白さを感じました。

 

ーー実際に学生時代に参加されて、当時はどんな学びがありましたか?

Taskチームでの働き方を知ることができたのは大きな学びでした。学生時代は個人でプログラミングをしていたので、自分ができる範囲のことを思い通りにやっていたのですが、チームでの作業は個人での作業と大きく異なります。

認識の齟齬から手戻りが発生したり、情報を共有するコミュニケーションコストが発生したりと、チームでの作業は必ずしも良いことばかりではありません。

しかし、分からないことがあれば互いに補える、チームメンバーが強みを発揮できるなど、チームとして働くことのメリットや、複数人で一つのことを達成する喜びを夏の陣で実感することができました。

 

ーー今回はメンターとして参加されました。メンターはどのようなサポートをしてくれるのでしょうか?

Taskメンター業務は、アイデアの相談や日々の報告を受けフィードバックすることが主な仕事です。例えば、学生が考えたシステム設計について報告をしてもらい、システム設計が妥当かどうかに加えて、報告の仕方が第三者にわかりやすいかどうかを意識してフィードバックしました。

また最終発表のメンターアピールというのがありまして、これは学生の発表後に、メンターがプロダクトの良さを追加でアピールするものです。学生がすでにアピールしたプロダクトの有用性を後押しすることと、学生がアピールできなかった既存の楽天サービスとの親和性を補足するという二つの方向性で行いました。

 

ーーメンターは開発にも参加されるのですか?

Task開発は学生だけでおこなってもらいます。ただ、今回は経験者が少なかったこともあり、PythonのWebフレームワークの一つであるFlaskの簡単な使い方(ルーティングやリクエストを受け取ってレスポンスを返すまでの処理)を共有・アドバイスはさせてもらいました。

 

ーー今回メンターしたチームが優勝されたポイントはなんだと思いますか?

※今回優勝したチームの方々が作成したチームロゴ

Taskまず第一にアイデアが良かったと思います。夏の陣はハッカソンのお題がかなり抽象的なので、必然的に最初に出すアイデアが重要になります。

その点、私がメンターしたチームでは音楽で時間を管理するという斬新かつ実際に私たちが使いたいと思えるようなアイデアを出してくれました。

メンターアピールタイムでは、このアイデアが優れていることを改めて強調しました。特に、最終発表では社員の方が発表時間の管理をしていたのですが、私がメンターしたチームのプロダクトを使えば、そういう退屈な仕事がなくなるということを主張しました。

 

ーーTaskさんのメンターアピール拝見しました!学生のプロダクトを実際に使ったライブ感あふれるプレゼンは具体的に利用シーンがイメージできました。心強いフォローですね

実装面でも優位な点がいくつかあったと思います。特に、楽曲間の類似度の計測にあたって、当初はBPMのみで類似度を計測する予定でしたが、メンバーが関連する論文を読み、それを参考に複数の特徴を基に類似度を計測する機能を実装していたのはとても感心しました。審査員の方々にもその辺りを評価していただけたのではないかと感じています。

 

ーー夏の陣へ興味を持っている学生の皆さんへ、一言お願いします

夏の陣では、楽天の「Get Things Done(やり切る)」という文化を体験してもらえるようなプログラムを用意しています。一週間という短い時間の中で「やり切る」達成感を得たい学生の方には、ぜひ夏の陣に参加していただければと思います!

 

ーーありがとうございました

「やりきる夏」で、圧倒的な成長を遂げたいそこのあなた!学生に負けない熱い思いとパワーで皆さんをフォローするメンターが待っています。

2023年の夏の陣にも期待してくださいね。

開催情報については引き続きこのR-Hackで公開していきますので、お見逃しなく!!