【楽天 男性の育児休暇】家庭生活にも仕事にも好循環

 

 

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Masa

入社年月…2022年7月中途入社

部署名…コマース & マーケティングカンパニ

              エンターテイメントサービス開発部(ESDD)

職種…品質保証(QA)エンジニア

出身地…大阪府

趣味…野球、漫画を読むこと、ツーリング

              育児休暇期間…約1か月間

 

楽天では従業員の仕事と育児の両立の実現を支援しており、法律に基づいた育児休業に加えて、ライフスタイルに合わせて取得期間や回数を設定できる独自の育児休暇制度を設けています。「出生時育児休業 (産後パパ育休)」は、出生後8週間以内の子を養育する従業員であれば、4週間(28日)まで休業できる制度で、「パパ・ママ育休プラス」は、両親がともに育児休暇を取得する場合は、1歳2か月まで延長される制度です。

ここ数年で楽天での男性の育児休暇取得率は上昇しており、2020年の18.4%から、2024年には約53ポイントアップの71.6%になりました。

「楽天ブックス」のQAエンジニアを務めているMasaさんも、「出生時育児休業 (産後パパ育休)」を取得したひとりです。2024年に第一子の出産後の約1か月、育児に専念しました。今回は、Masaさんに育児休暇中に経験したことやその中での気づき、職場のサポートなどについてインタビューしました。

初めての出産・育児、不安を夫婦で乗り越える

 

――自己紹介をお願いします。

こんにちは、「楽天ブックス」のQAエンジニアを務めているMasaです。

 

私はだんじり祭りで有名な大阪府泉州地域で生まれました。野球をプレイするのも観戦するのも大好きで、最近は少しご無沙汰ですが、ツーリングも趣味です。また、一人の時間がある時は、よく漫画を読みます。

 

――育児休暇を取ることになったきっかけを教えてください。

私たち夫婦は妻が安定期を迎えた時に「これからどのように育児を進めていこうか」と何度か話し合い、育児休暇を取ることになりました。

 

具体的な理由としては、私たちにとって初めての出産、育児なので不安があること。調べたり、子育て中の友人に聞いた結果、出産後の1か月~2か月が最も大変な時期だと知ったこと。そして、妻からの育児休暇を取ってサポートしてほしいという希望があり、私もこの大変な時期に育児に集中して、二人で協力して乗り越えたいと思いました。

 

――育児について、具体的にはどのようなことに不安を感じていましたか?

全てが初めての経験なので、本当に色々なことが心配でした。授乳、沐浴、寝かしつけなどがうまくできるだろうか、休む時間をとれるだろうか、病気になったらどうしよう、疲れてしまった時に赤ちゃんから目を離して、事故が起きてしまったらどうしようなど。様々なことが頭に浮かびました。

 

――具体的に出産後の状況を考えて、2人で乗り越えたいと思い、育児休暇を取ったわけですね。

Masaさんは「楽天ブックス」のQAグループのチームリーダーとして、チームメンバー全体の管理やメンバーが働きやすい環境の整備、メンバーの育成なども担当していますが、職場からしばらく離れることに不安はありませんでしたか?

それはありませんでした。育児休暇期間は1か月のみということもあり、引継ぎしなくてはいけないことがそれほど多くなかったこともありますが、なによりも上司も職場のメンバーも温かく理解を示してくれたからです。「育児最優先で動いてください」と言っていただけたので、安心して休みに入ることができました。

                                         

――では、心置きなく1か月間、育児に集中できたわけですね。

初めての育児は、やはり大変なことも多かったでしょうか?

そうですね。特に赤ちゃんが泣いていても、何をしてほしいのかわからない時があり、大いに戸惑いました。うまい具合に要求に応えられずに泣き続けられた時は、特に大変でした。

 

でも、そんな赤ちゃんが、初めて笑顔を見せてくれて、喜んでいることがわかった時は、これまでにはない嬉しさがありました!私の育児休暇期間はたったの1か月ですが、赤ちゃんはその短い期間で急激に成長しました。その成長を近くで見られたので、本当に良かったと思います。

 

――育児休暇を取って他に良かったと感じることはありましたか?

育児休暇を取って実際に24時間の育児を経験したことで、育児の大変さを強く実感できたことは良かったです。

 

妻は産後1か月の間、実家に里帰りしていたので、毎週休みの日に会いに行っていました。この時、妻はかなり寝不足な状態で疲れきっていたので「育児は大変なんだな」とは思いました。しかし、本当の大変さは自分が体験しないとわからなかったです。また、改めて妻はすごいなと感謝の気持ちが湧きました。

 

私たち夫婦の関係は元々良好でしたが、今まで以上に夫婦の会話が増え、絆も強くなったとも感じます。大変な時期を一緒に乗り越えることで、育児の大変さだけではなく、楽しさや喜びを共有できたのが大きかったです。

 

育児休暇の経験が仕事にもプラスに、職場環境の大切さも実感

 

――育児休暇期間での経験は、これからの家庭生活に大きなプラスになったんですね。

育児休暇後の職場復帰はスムーズにいきましたか?

はい、元々育児休暇期間は1か月間と短い期間でしたし、引継ぎもしっかりした状態で育児休暇を取ったため、復帰後も特にトラブルなく仕事を始められました。

 

しかし、これまでとは違って仕事を終えてから育児が待っています。そのため、今まで以上にできる限り残業せずに定時内に仕事を終わらせる必要があります。結果的に、いかに効率的に仕事をするのかを常に意識するようになりました。これまでより、効率的に仕事ができるようになったと思います。

 

また、育児は予測できないような出来事が多数発生します。育児経験のお陰で、仕事でも突発的な対応やトラブル対応なども冷静に対処できるようになったと感じます。

 

――仕事面でも、育児経験が活かされているんですね。

チームメンバーからサポートはありますか?

はい、自分のタスクが多くて残業になりそうな時も、メンバーがサポートしてくれたことがあり、周囲に恵まれていると思います。そのおかげで、職場復帰後も夜は育児に専念できています。

 

また、育児を通じて改めて仕事と家庭の両立の重要性を実感し、チームメンバーの働き方を今まで以上に尊重できるようになりました。さらにより良い職場環境を作っていきたいです。

 

 

――これから育児休暇をとりたいと考えている方、子育てしながら働きたいと考えている方へのメッセージをお願いします。

赤ちゃんは本当に日々成長していきます。昨日できなかったことが今日できるようになる。その瞬間を間近で見られることは、育児休暇を取って24時間一緒にいたからこそ、味わえたことです。また、子どもの顔を見ると、不思議と心配事も吹っ飛んでいきます。

 

子育てと仕事の両立は時には簡単ではないかもしれません。しかし、育児は一人で抱え込むものではありませんし、パートナーや家族、職場の同僚など、周りのサポートを受けながら進めていくことが大切だと思います。

 

楽天では育児休暇を取ること、育児をすることが、仕事をするうえでマイナスになることは決してありません!これから出産を迎える方は、ぜひ育児休暇の取得を検討してくださいね。

 

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