2022 3rd Quarter MIP受賞者インタビュー② ~ 新サービス「楽天Carキズ修理」のリリースに向けて尽力 ~

皆さん、こんにちは。R-Hack編集室です。

楽天コマーステックでは2021年から四半期に1度、コマーステックに所属する全従業員の中からMIP(Most Impressive Person)を決定しています。

これは四半期に最も組織に貢献した人物に贈られる賞で、今回は2022年度3回目の受賞者発表となります。本稿ではMIPを受賞されたLPD(レジャープロダクト部)所属 Denzさんを紹介します。

 

受賞者:LPD(レジャープロダクト部)所属Denzさん

――受賞おめでとうございます。まず自己紹介をお願いします

オートエコシステム開発課のカーライフ開発グループで、現在はアシスタントマネージャーとして働いているDenzです。私は2019年11月に楽天グループにアプリケーションエンジニアとして入社し、カーリペアサービス開発チームに配属されました。
入社当初は、ひたすら高品質なシステム機能の設計と開発、そしてテストと納品に注力していました。

プロジェクトが進み、グループメンバーのサポートと指導を受けるなかで、私の役割は徐々にチームを率いることへと変わっていきました。

 

――現在の所属部署について教えてください

私が所属するオートエコシステム開発課は、車を所有する人やこれから所有する人の生活を快適に、便利に、また楽しくすることを目的としています。
代表的なサービスとしては、車を売りたいときに中古車ディーラーへオークションで売ることができる「楽天Carオークション」といったサービスや、
車検予約サイトである「楽天Car車検」、洗車予約、ガソリンスタンド検索、「楽天市場」のショップで購入したタイヤをご希望の取付店へ直送し、タイヤ交換までをセットで提供するサービスなど、車に関連するたくさんのサービスがあります!

その中で私は、カーリペアサービス開発チームのアシスタントマネージャーをやっています。
世界中から集まる開発者と効率的かつ生産的に仕事をして、高品質な製品を開発することで、チームの成功に貢献することが、私の主な任務だと考えています。


ーーたくさんの車に関連するサービスがあるんですね、その中で「楽天Carキズ修理」とはどのようなサービスですか?

楽天Carキズ修理」は、今年の4月1日にスタートしたばかりのサービスです。このサービスは国産車・外車を問わず、クルマのキズやへこみに対応するための予約システムです。
また、オーナー様の利便性を高めるため、画像での受付を行い、現車がなくても店舗で査定ができるようになっています。

 

――MIP受賞となったポイントはどこでしょう

まず、LPD(レジャープロダクト部)の既存サービスとのシナジーが強く、安定的な収益が見込めるサービスを構築できた点は高く評価してもらえていると自負しています。

またこのプロジェクトでは、車の所有者様、車の修理会社様、あとは楽天グループの事業チームといった、三者間で円滑なコミュニケーションができるようなサービスを提供できなければなりませんでした。
そのために15以上の機能と14以上のページを持つWebサービスを構築しました。

具体的には、車の所有者様用の画像アップロード機能と、OMNIと呼ばれる新しいユーザー認証機能を実装する必要がありました。
また、自動車修理のプロジェクトとは別に、カーライフの他のサービスに関するプロジェクトも同時に開発する必要があったので、4月1日のリリース日までの開発期間はとてもチャレンジングでした。

スムーズに開発が行えるように機能のモジュール化や、組織体制としてもサブチームを作り、コミュニケーションやスケジュール管理を円滑に進めるための改善を実施しました。
サブリーダーと共にすべてのキーパーソンがこまめにミーティングを行い、全員が常に同じ知識、認識でいられるようにしました。

また、異なるチームとも密接に連携することで、それぞれのAPIとの統合を容易にしました。
その結果、UXや品質保証の面でも高い水準のサービスを構築することができました。そして最も重要なことは、「楽天Carキズ修理」を予定通りにリリースできたことだと思います!

 

――MIPを受賞された時のお気持ちをお聞かせください

受賞の知らせを受けたときは、本当に驚きと戸惑いで、「もしかしたら他の人と間違えているのでは」とさえ思いました。

この賞は、カーライフ開発グループの各メンバーを代表して受賞するものです。メンバー全員が一丸となって、「楽天Carキズ修理」の完成度、納期、品質を高めた結果です。



――今後、楽天グループで挑戦したいことやビジョンがあればお聞かせください。

楽天カーのミッションである、デジタルイノベーションによる豊かなカーライフの実現に貢献することです。

 

――ありがとうございました