2022 4th Quarter MIP受賞者インタビュー① ~ 日本一のスポーツくじを目指す RakuWin をリリース ~

皆さん、こんにちは。R-Hack編集室です。  
楽天コマース&マーケティングカンパニーの開発部門では四半期に一度、全社員の中からMIP(Most Impressive Person)を決定しています。 これは、その四半期に大きく貢献した人物に贈られる賞です。 本稿は、MIPを受賞されたEvanさんをご紹介します。 

受賞者:ドリームプロダクト課所属 Evanさん

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Evan

2018年9月楽天グループに中途入社

部署名…レジャープロダクト部(LPD)

ポジション…マネージャー

出身地…台湾

趣味…ハイキング、卓球、ダーツ

 

台湾のメーカーでECサイトエンジニアとして経験を積んだのち、楽天グループへジョイン。

――受賞おめでとうございます。まず自己紹介をお願いします

こんにちは!2018年9月に楽天グループに入社したEvanです。私は今、レジャープロダクト部(LPD)ドリームプロダクト課で楽天totoのアプリケーションエンジニアとして働いています。 楽天グループに入社する前は、台湾を拠点とするあるメーカーでECサイトのエンジニアをしていました。もしかするとみなさんの中に、私が作ったECサイトを目にしたことがある人もいるかもしれませんね。  

エンジニアという仕事は常に知識や技術の勉強が必要な職種ですが、一緒に働くメンバーの仕事ぶりや、文化の違いも良い刺激になっています!この職場は仕事に集中できる環境が整っているので、ありがたいことに毎日楽しく仕事をしていますよ。 

――現在の所属配置や役割について聞かせてください

私はいくつかのプロジェクトで経験を重ねながら、今のマネージャーというポジションに就きました。このポジションは技術的なことのほかに、チームメンバーのマネジメントも大事な仕事のひとつです。 

技術面では、コードや技術設計書のレビュー、時にはトラブルシューティングのサポートやシステム改善のためのプランニングなんかもしています。 その他にも、自チームだけでは完結せず部署横断で取り組むタスクも多くありました。なので、自チームと他チームが協力しながら効率よく成果を上げるための程よいバランスも大切にして、プロジェクトを進めました。

このように業務範囲は多岐に渡りますが、業務割合を強いて分けてみると、開発業務が3割、タスクとプロジェクト管理が3割、チーム管理が4割…といった比率だと思います。 

ーー「RakuWinプロジェクトとはどのようなものか、教えてください

このプロジェクトでは、「楽天toto」でのスポーツくじ「WINNERのための新しいウェブサイト「RakuWin」を開発しました。このプロジェクトの使命は、数あるスポーツくじの中でも、新しい投票スタイルのスポーツくじ販売サイトを作ることでした。 

日本で有名なスポーツくじとしてはBIGとtotoがありますが、これらはサッカーくじというイメージを持っている人も多いと思います。 WINNERはプロサッカーのほか、プロバスケットボールのBリーグも対象になっています。また、BIGやtotoとは違い1試合から予想できるので、気軽に始めてみたい初心者の方も試してみやすいスポーツくじです。 

「RakuWinは、機能にも操作性にもこだわったウェブサイトです。良いポイントはたくさんありますが、中でもAIを使ったおすすめ予測機能やユーザーが直感的に投票しやすいUIといった点が魅力でしょうか。ユーザーが楽しく予測して当せん金を獲得できるサイトになるよう試行錯誤しました。 

―― MIP受賞となったポイントはどこになりますか

技術面でのチャレンジやプロジェクトマネジメントなど、総合的にみて評価していただけたと思います。 今回のプロジェクトでは、パブリッククラウド上にWebアプリケーションだけでなく、ストレージやデータベースなども併せて構築しました。そのため、同様の設計方法で実績をあげている他社Eコマースの事例を参考にしてコード設計やデータベース設計などアプリケーションに必要な技術や知識をすべて学びました。 

「RakuWinプロジェクト」では、社内だけでなく社外からも非常に多くのメンバーが集まって一緒に仕事をしていました。ゼロから始まった大きなプロジェクトだったので、進行に遅れの出ないよう完成までのスケジュールにいくつかタスクを設定しました。そのタスクひとつひとつを多くのメンバーとコミュニケーションをとりながら、期限内に終わらせなければなりませんでした。 

進行中は想定外のトラブルやアクシデントによってスケジュールが遅れることも考えられましたが、チーム内に透明性を持たせて情報を共有することで、そういったトラブルや問題を解決してきました。チーム内でうまく情報共有ができていれば、スケジュールが遅れても次でどのようにカバーするかをすぐにメンバーで話し合うことができますよね。おかげで、このプロジェクトは遅れることもなく無事にリリースできました。 

 

―― MIPを受賞された時のお気持ちを聞かせてください

私たちの努力が認められ、とても嬉しかったです! もちろん、私だけではなくチーム全体での受賞だと思っています。 この2年間、メンバーとは何度も議論を重ねてきましたし、意見がぶつかり合うこともありました。多くの人の意見をまとめるのは大変でしたが、私もチームも大きく成長することができました。 

――今後、楽天グループで挑戦したいことやビジョンがあれば教えてください

私の次の目標は、アプリケーションエンジニアとして宝くじのサービスを日本一にすることです!また、そのプログラムを製品としてパッケージ化し新たなビジネス展開もできたらいいなと思っています。 

楽天グループでは金融サービスやEコマース、旅行予約サービスなど多くのサービスを提供しています。ソフトウェアサービスの分野で、国内だけでなく国外市場も開拓していき楽天のグローバルカンパニーとしての存在感をさらに高めたい、そう考えています。

――日本一の宝くじサービスに国外市場の開拓!これからが楽しみですね

――ありがとうございました