2022 4th Quarter MIP受賞者インタビュー② ~ チーム一丸となり実現性のある予算策定を遂行 ~

皆さん、こんにちは。R-Hack編集室です。 
楽天コマース&マーケティングカンパニーの開発部門では四半期に一度、全従業員の中からMIP(Most Impressive Person)を決定しています。 これは、その四半期に大きく貢献した人物に贈られる賞です。本稿は、MIPを受賞されたTakakoさんをご紹介します。 

受賞者: コマースITファイナンス課所属Takakoさん 

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Takako

2021年7月楽天グループに中途入社

部署名…コマース開発管理室(CTMO)

ポジション…アシスタントマネージャー

出身地…東京

趣味…ゴルフ、読書、旅行

 

リスクマネジメント専門のコンサルタントを経て楽天グループへ。予算策定と管理が主な仕事。

ーー受賞おめでとうございます。まず自己紹介をお願いします 

こんにちは! コマース開発管理室 コマースITファイナンス課に所属しているアシスタントマネージャーのTakakoです。 

楽天グループには、監査法人やコンサルティング会社での内部監査やコンサルタントを経て2021年7月に入社しました。今は社内の予算管理や計画などをする仕事をしています。前職と職務内容は違いますが、大学院で専攻していた会計の知識を活かして日々挑戦しています! 

仕事ではデスクワークがメインなので、休日には趣味のゴルフで身体を動かしてリフレッシュしています。ちなみに、ゴルフ場予約サイトの「楽天GORA」 を愛用しています! また、旅行も好きなので「楽天トラベル」も愛用中です。どちらもおすすめですよ笑。 

 

ーー所属部署の役割について聞かせてください 

私は、コマース&マーケティングカンパニーの開発部門の予算策定と予算管理を行っています。具体的には、1年間の予算計画をたてコストの分析をしたり、マネジメント層への月次報告や予測数値の策定をしたり、といった業務です。 

予算管理は企業の利益にかかわる重要な仕事なので、必要な情報を正しく適切に共有すること、そして認識の行き違いによるミスのないよう都度確認を行うように心がけています。また、目まぐるしく変化している企業なので、業務スピードも意識しています。 

私の所属する部署は複数のチームで編成されており、仕事がスムーズに進むよう、メンバーのスケジュールや確認事項の共有は毎朝のハドルで欠かさず行っています。ミーティングの最後には、それぞれの近況や気になった事などを共有したりと、仕事以外の話も気軽にできるので、部署の雰囲気はとても和やかです。 

ーーMIP受賞理由となった「FY23 Initial Budget Making」について教えてください 

これは、コマース&マーケティングカンパニーのサービスである「楽天市場」や「楽天トラベル」といった、サービスの開発部門とバックオフィス業務を担当する部署の2023年度の予算策定のことです。 

各開発部署の予算は、事業計画と施策に基づいて売上や前年比、コスト比率を基にシステムで算出しています。営業とマーケティング等を担当している部署(以下、事業部)と連携しながら実現性はあるのか?具体的根拠はあるのか?といったことを責任者と確認しながら、認識のズレやミスがないよう落とし込んでいきます。 

最終的な数字は事業部と合意のうえ決まりますが、社内の方針が変わって予算の見直しが必要な場合には、再度修正する…といった作業も発生します。また、バックオフィス業務を担当する部署に対しても、各サービスの予算分配について説明し了承を得る必要もありました。 

 

ーー MIP受賞理由となったポイントはどこにあると思いますか? 

事業計画と施策に基づいた、実現性のある予算策定ができたことだと思います。 予算策定は予算管理の中枢で、従業員各自が何をどこまでするのかを明確にして数字に落とし込むための材料でもあります。高すぎたり低すぎたりといった、現実からかけ離れた数字では意味がありません。 

タイトなスケジュールの中で、数多くの事業部と連携しながらミスなく進めなければなりませんでしたが、10名を超える大人数のチームをまとめるのは、なかなか大変でした。 

そんな中でも、この予算策定を成功させることができたのはメンバーが多いながらもスケジュール管理やタスクを明確にしたこと、緻密なコミュニケーションを意識したことが大きかったと思います。策定には、ミスを発見して改善するといった細かい作業が毎日のように発生するので、毎朝メンバー間で to do の確認や進捗の共有は欠かしませんでした。

ーーMIPを受賞された時のお気持ちを聞かせてください 

率直にいうと、チーム一丸となったからこそ達成できたので、チームの代表として受賞したという思いが強いです! 

この予算策定には途中から参加したメンバーも多かったので、新規メンバーに業務をレクチャーしながら自分の仕事もこなすのは正直大変な部分もありました。そんな中でも、各メンバーの役割が明確だったのでお互いにサポートしあえましたし、メンバー全員の当事者意識が高かった点も良い結果につながったと思っています。 

ーー今後、楽天で挑戦したいことや目標があれば教えてください

マネジメント層のパートナーとして、常に正確な数字を届けられる部署にしたいです。正確な数字により、従業員が未来の取り組みへの解像度を高めることができますし、より高い目標を達成しやすくなるのではないでしょうか。その手助けができればと思っています。 

また、業務の仕組化や改善活動は常に意識していたい課題ですね。部署全体でルーティンワークにかかる時間を効率化して、コスト分析や年間の予測数値策定にもっと時間を割くことができれば、仕事の精度を更に上げることができます。これからも自分のスキルアップだけでなく、チームメンバーと意見を交換し合いながらお互いに成長できるチームにしていきたいと思います。 

ーーメンバーと互いに成長し合えれば素敵ですね! ありがとうございました