Atsushi
入社…2024年に中途入社
部署名…コマース&マーケティングカンパニー
ビジネスサポート開発部(BSD)
職種…プロダクトマネージャー
出身地…奈良県趣味…海外を含む旅行
2024年に楽天グループに中途入社したAtsushiさん。現在は、ビジネスサポート開発部(BSD)でプロダクトマネージャーを務め、「楽天市場」のデータを可視化・分析するツールを、他の事業部のテック部門においても活かしていく取り組みに携わっています。
Atsushiさんが楽天グループに中途入社したきっかけや、現在の業務内容、実際に働いてみて感じたことなどをインタビューしました。
――自己紹介をお願いします。
はじめまして、ビジネスサポート開発部(BSD)でプロダクトマネージャーを務めているAtsushiです。
大学でコンピュータサイエンスを専攻していた私は、卒業後、エンジニアとしてキャリアをスタートさせました。しかし、テック側のポジションで新規事業立ち上げに携わっていたものの、技術的な知識だけでは事業を拡大させることは難しいと感じました。そのため、MBAを通じてビジネスのことを体系的に学び、「テックとビジネスの垣根なく活躍したい」と思うようになったのです。そこで、一度会社を休職して自費で海外MBAを取得。その後、ビジネス部門でキャリアを築き、再びテック側のチームに入りました。
私は、大仏や鹿で有名な奈良県出身です。観光地として知られていますが、私がおすすめしたいのは吉野山の一目千本桜です。私自身も毎年見に行っています。今は神戸在住ですが、ここが一番好きな街です。海も山もあり、ご飯もおいしく、異国情緒漂う街並みが特徴的です。世界的に見ても魅力的な街だと思います。
私の趣味は旅行です。海外への留学や在住経験もあり、様々な国を訪れました。ここ数年間は国内旅行がメインで、マイカーで色々な土地を巡るのが楽しみです。3年前に娘が産まれたので旅行の頻度は減ったものの、近場の温泉などに旅行しています。娘も温泉が好きなので、リーズナブルなスーパー銭湯でも「温泉!温泉!」と喜んで付き合ってくれています。
――Atsushiさんが楽天グループに転職した理由を教えてください。
私は「自分たちの力で何かを作りだし、それをお客様へ提供する」仕事に就きたいと思っていました。特に楽天グループは、大企業でありながら、スピード感を大切にしているという印象があります。そのため、チャレンジしがいがあるなと感じられました。
また、私は関西在住なので、関西エリアで仕事ができることも重要視していました。そのため、住む場所を変えずに、様々なバックグラウンドをもつ多国籍のメンバーと仕事できる楽天グループは魅力的でした。
――Atsushiさんのチームや業務内容について教えてください。
私の所属しているチームでは、幅広い「楽天市場」のデータを管理しています。そして、「楽天市場」のデータを可視化・分析するツールを開発しています。このツールによって、「楽天市場」の店舗様と楽天ECコンサルタント(ECC)とが同じデータを共有しながらビジネスを分析することができます。
現在私は、こうしたデータを可視化・分析を行うツールを、他の事業部のテック部門においても活かしていくプロダクトマネージャーを務めています。今後は、他の事業部のテック部門で必要とされるデータ項目を追加しながら、より多くの分野で効率的に活用できる仕組みの構築に取り組んでいきます。
――プロダクトマネージャーとしての業務内容について教えてください。
私はプロダクトマネージャーとして、UI設計や要件定義などを担当しています。これと並行して、将来的に「楽天市場」の店舗様に役立つような機能が何かを描くのも私の仕事です。また、プロジェクトとして立ち上がると、プログラムマネジメントのような業務も担当します。
現在携わっているプロジェクトは、事業部横断型であるため、難易度が低くはないと思います。それでも、遅れを出さないよう、全体的な視野で仕事を進めています。
――Atsushiさんはシニアレベルでの入社ですが、その点で求められるスキルはどのようなものでしょうか?
深い知識があることが前提で、自らプロジェクトを進めていくことが求められていると感じます。
私の業務の中で特に重要だと感じるのは、ステークホルダーマネジメント(利害関係者の管理)です。マイルストーン単位でプロジェクトの状況を共有し、今後の方針や相談すべきことを明確にしていくことが大切です。スピードを重視しながらも、一歩ずつ確実に進めています。
――今の仕事ではどのような方に関わっていますか?
現在携わっているプロジェクトは事業部を横断しているため、幅広い職種の方々と関わる機会があります。具体的には、私が所属する組織の別チームのメンバーや、他の事業部のテック部門のメンバー、プロダクトマネージャーの方などです。
さらに、他の事業部のビジネスサイドの方々とも多く関わります。今回のプロジェクトは、他の事業部の営業部門の従来の業務プロセスを変革する仕組みを構築するものだからです。そのため、私自身まだ勉強不足ではありますが、「他の事業部の業務プロセスを理解し、改革を進める」という気概をもって取り組んでいます。
――転職経験があるAtsushiさんが感じる、楽天グループで仕事をするメリットを教えてください。
グローバル企業である楽天グループのプロジェクトには、様々な国出身の多様なメンバーが関わります。そのため、アイデアを創出する際に多様な視点の興味深い意見が多く集まるので、チャレンジングで面白い仕事ができると思います。このことは、エンドユーザーへの大きな価値提供につながるだけではなく、メンバー一人ひとりを成長させています。
――今の仕事でチャレンジングな点を教えてください。
現在私は、事業部をまたいだプロジェクト・プロダクト開発を担当しています。そのため、ハード面が異なる事業部のデータをつなげる必要があるので、技術的にも非常に難しいです。また、事業部ごとにカルチャーの違いもあるので、しばしばすり合わせが必要です。このように、ソフト面でのプロジェクトマネジメントの難しさもあります。
――今の仕事で得られるスキルや経験について教えてください。
楽天グループの「成功のコンセプト」の一つに、「スピード!!スピード!!スピード!!」という言葉があります。この言葉通りに、スピード感をもって対応することが楽天グループ全体のカルチャーとして根付いています。
また、事業部が違うから仕事を分けるということはありません。コラボレーションしながら進めていくことで、これまでとは異なる経験ができます。
――どのようなマインドセットをもった方が、楽天グループにフィットすると思いますか?
私は、「成功のコンセプト」の中にある「GET THINGS DONE」(様々な手段をこらして何が何でも物事を達成する人間)という言葉が好きです。
入社してからまだ数カ月ですが、実は何度か失敗を経験しました。しかし、失敗を責められることはなかったので、この点も楽天グループのカルチャーだと思います。周囲の助けも借りながら、目の前の仕事をしっかりとやりきるというマインドセットで、取り組むことが大事です。
――楽天グループへの転職に関心のある方にむけてメッセージをお願いします。
私は外資系企業と国内スタートアップにてプロダクトマネージャーとして働いてきました。日本国内で優秀なエンジニアたちとグローバルなビジネスを展開できる楽天グループは、私にとってこれまでのキャリアを活かせるベストな選択だったと思います。
楽天グループでは目の前のことを一つ一つこなしながら、さらに幅を広げられるチャンスもあります。エンジニアとしてだけでなく、ビジネス面でも成長できる可能性があるので、今後が楽しみです。
※2024年10月当時の内容です。
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