プロダクトマネージャーIqbalさん 多言語能力や多様な文化圏での経験を活かし仲介役として活躍

 

 

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Iqbal

入社…2022年8月に中途入社

部署名…コマース & マーケティングカンパニー

    ECロジスティクス開発部(ECLD)

職種…プロダクトマネージャー

出身地…インドネシア、パレンバン

趣味…ビデオゲーム、ガーデニング、インテリアコーディネート

 

インドネシアとオランダにルーツを持つIqbalさん。多言語能力と多様な文化圏での経験を活かし、楽天グループのプロダクトマネージャーとして活躍しています。

今回は、ECロジスティクス開発部(ECLD)のプロダクトマネージャーの仕事内容や職場環境、フィットする人物像についてインタビューしました。

多言語能力を活かせる環境を求めて楽天グループに入社

 

 

――自己紹介をお願いします。

こんにちは、ECロジスティクス開発部(ECLD)にてプロダクトマネージャーとして働いているIqbalです。

私はインドネシアとオランダのハーフで、楽天グループに入社する前から2020年より日本で暮らしています。

 

大学ではインテリアデザインを学び、卒業後はインテリアデザイナーとしてキャリアをスタートさせました。しかし、この仕事は自分の適性には合わなかったため、IT企業のマネージャーに転身しました。現在の仕事は勉強すべきことや、身につけるべきスキルも多数ありますが、毎日充実しています。

 

休みの日はビデオゲームで遊んだり、ガーデニングやインテリアコーディネートを楽しんだりしています。最近は水槽作りにハマり、かなりお金を使ってしまいました(笑)。

 

――Iqbalさんは、楽天グループに入社する前に別の日本のIT企業で働いていましたが、なぜ転職したのでしょうか?

私が以前働いていたIT企業では、社員のほとんどが日本人でした。そのため、仕事でも日頃のコミュニケーションでも、ほぼ全て日本語が使われていました。私は日本語を不自由なく話せますが、それでも日本語のみの環境は少し息苦しく感じました。そこで、よりグローバルな企業を探していたところ、楽天グループにたどり着きました。

 

楽天グループでは私自身の多言語能力や多様な文化圏での生活経験、様々な分野に興味関心を持っていることが仕事で活かせます。そのため、プロダクトマネージャーとしてだけではなく、人としても成長できたと感じました。

 

3つのサービスのプロダクトマネージャーとして活躍

 

 

――Iqbalさんが現在、担当しているサービスについて教えてください。

私は現在、ECロジスティクス開発部(ECLD)に所属し、以下の3つのサービスを担当しています。物流の管理を行う「幹線管理システム」、倉庫内の活動を分析して運営を最適化するツールである「WHALE(Warehouse Analysis Leveraging Existing Data)」、日本の通販サイトで購入した商品を海外にお届けするサービスである「楽天グローバルエクスプレス」です。

 

――Iqbalさんが携わっている業務内容を教えてください。

私は3つのサービスのプロダクトマネージャーとして、プロジェクトのニーズに応じてプロダクトやプロジェクトの管理を行っています。

 

「幹線管理システム」と「WHALE」では、主な業務はプロダクト管理です。事業側から集めた要件を製品設計や仕様に変換し、開発を管理します。

 

「楽天グローバルエクスプレス」では、主にプロジェクト管理に携わっています。事業側のプロジェクトを管理し、開発と品質保証のスケジュールを調整しながら、社内外の関係者とコミュニケーションをとっています。

 

――Iqbalさんの日頃の仕事の流れを教えてください。

まず事業側からの開発依頼に基づいて予算やスケジュールを検討して見積もりを作成し、それを事業側に提案して承諾を得ます。その後、事業側と開発の仕様を定義し、スケジュール通りに予算内で進行するように管理するのもプロダクトマネージャーの役割です。

 

開発完了後、リリースの手続きもプロダクトマネージャーが行います。手続きはプロジェクトの規模や複雑さによって異なり、コードを本番環境にリリースするだけの簡単なものから、開発者による厳重な監視下で1か月間の実運用を行う複雑なものまで様々です。

 

どのようなケースでもスムーズに開発を行い無事にリリースするためには、プロジェクトの各段階で計画的に進めることが大切です。

 

――Iqbalさんは仕事でどのような方に関わりますか?

私はプロジェクトの仲介役として、楽天グループ内外の様々な専門家と協力しながら仕事をしています。経営層、現場や事業側のメンバー、ソフトウェア開発者、倉庫のオペレーターなど、幅広い職種や部署の方と日頃からコミュニケーションをとっています。

 

「楽天グローバルエクスプレス」においては、楽天グループの事業側とサードパーティのベンダーの開発者、サードパーティの物流会社が管理する倉庫のオペレーション、サードパーティのQAベンダーなどの仲介役を務めています。

 

仕事でもプライベートでも成長を感じる、チャレンジできる職場環境

 

 

――この仕事の魅力ややりがいを教えてください。

多様な文化圏で生まれ育ち、複数の言語を話せる私にとって、自分のスキルや知識や経験を最大限に活かせる環境で働けることは嬉しいことです。

 

また、チームの一員として尊重されているので、チームメンバーにもいつも感謝しています。様々な国籍の同僚たちがいて、彼らの新しい一面を毎回発見できるのがとても楽しいです。この環境のおかげで仕事はもちろん、プライベートも充実しています。

 

――この仕事でどのようなことがチャレンジングだと感じますか?

グローバル企業ではありますが、楽天グループは日本の企業です。そのため、日本のルールや慣習が難しいと感じることもあります。日本語を不自由なく話せるからこそ、それらをすべて理解しているものだと思われてしまうため、大変な面もあります。

 

日本に来たばかりの頃は、特にビジネスの場での言語やルールが非常に難しいと感じました。例えば英語圏ではビジネスのメールでも、簡潔に書いても問題にはなりませんが、日本語では敬称、冒頭や結びの挨拶が必要など、細かいルールが多数あります。私は日本人が読んでも違和感のない丁寧なメールになるように、自分用のテンプレートを作りました。

 

――楽天グループでのプロダクトマネージャーの仕事で、どのようなスキルが身につきますか?

楽天グループのプロダクトマネージャーとして最も重要なスキルは対応力です。経験を重ねていくことで、状況に応じて迅速に行動計画を立てて実行しながら適応し、進化させていく能力が身についたと感じます。

 

――今の職場にはどのような人が適していると思いますか?

常に決まった内容の仕事をただ淡々とこなすだけではなく、グローバルな環境でよりチャレンジングな仕事をしたい方、自由度の高い働き方を望んでいる方におすすめです。

 

――楽天グループへの転職を検討している方にメッセージをお願いします。

多様な価値観に触れられて挑戦ができる楽天グループは、自分を見つめ直したい方にとって良い職場だと思います。ここで働くことで、自分自身やこれまでの人生について多くの疑問がわくかもしれません。しかし、楽天グループでならあなたの行動によって、より良い方向へと未来を変えられると思います。

 

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