「楽天市場」のプロジェクトマネージャーAnthonyさん メンバーと自らを成長させて、大規模なプロジェクトを成功に導く

 

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Anthony

入社年月…2016年に中途入社し、2019年に退社後、2021年1月中途入社

部署名…コマース & マーケティングカンパニー

    ECマーケットプレイス開発部(ECMPD)

職種…プロジェクトマネージャー

出身地…香港

趣味…スノーボード、キャンプ、DIY

 

香港出身のAnthonyさんは「楽天市場」を取り扱っている、ECマーケットプレイス開発部(ECMPD)のプロジェクトマネージャーであり、シニアマネージャーとしても活躍しています。

 

今回は経験豊富なAnthonyさんに、ECマーケットプレイス開発部(ECMPD)の職場環境や、プロジェクトマネージャーとして働く魅力についてインタビューしました。

多様な関係者と密にコミュニケーションを取って開発を実施

 

 

――まずは自己紹介と、楽天グループに入社するまでの経歴について教えてください。

はじめまして、ECマーケットプレイス開発部(ECMPD)でプロジェクトマネージャーを務めているAnthonyです。香港出身で、来日して10年ほどになります。趣味はスノーボードとキャンプで、最近は小学生の子どもを連れてよくスノーボードを楽しんでいます。ものづくりも好きで、3Dプリンターを自分で組み立てたこともあります。

 

 

私はカナダの大学でソフトウェア工学を学び、2011年にMBAを取得しました。携帯電話の研究開発のエンジニアとしてキャリアをスタートし、2008年にプロジェクトマネージャーに転身しました。

 

私が楽天グループに入社したのは、2016年です。当時は楽天会員のシステムのプロデューサーとして、要件管理とプロジェクト管理を担当していましたが、2019年に「楽天市場」の部署に移動して、いくつかの大規模なプロジェクトでプロジェクトマネージャーを務めました。実はその後、一度楽天グループから離れて、2021年に再度入社しました。

 

――Anthonyさんは、「楽天市場」のシステム開発を担当する、ECマーケットプレイス開発部(ECMPD)のプロジェクトマネジメント課のシニアマネージャーとして活躍しています。

現在の具体的な業務内容を教えてください。

 

私たちは「楽天市場」の技術部門のPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)として、システム開発プロジェクトの標準化、情報共有基盤の整備、進捗の可視化、課題解決支援など、多方面からプロジェクトマネージャーを補佐します。特に大規模プロジェクトにおいては、プロジェクトマネージャーだけでは手が回らない細部にまで目を配り、リスクの芽を早期に発見し、対策を講じることでプロジェクトの成功に貢献します。

 

また、シニアマネージャーとしてはプロジェクト管理に加え、組織全体のプロジェクト管理能力の向上や、そのノウハウを他部門へ展開する役割を担っています。

 

――日頃の仕事の進め方を教えてください。

プロジェクトマネージャーの仕事のサイクルは、ソフトウェア開発のサイクルと同じです。まず要件定義の担当者と密に話し合いながら、規則に基づいてプロジェクトを立案します。その後、エンジニアやQAと共に開発を実施します。

 

プロジェクト進行中は、リリースを妨げる問題やリスクを管理します。プロジェクトリリース後、今回のプロジェクトでの問題点を抽出してプロジェクトを閉じます。これは、今後のプロジェクトで同様のミスを防ぐために不可欠なプロセスです。

 

 

――業務で関わるのは、どのような方たちでしょうか?

マネージャー、エンジニア、QA、経営陣、ビジネス要件の依頼者のステークホルダーなど、様々な立場の方と業務で関わります。そのため、プロジェクトマネージャーには、関係者との信頼関係構築が不可欠です。

 

私はプロジェクトマネージャーとして、エンジニアと密に連携をとり、プロジェクトが順調に進んでいるかを確認します。一方で、マネージャーや他のステークホルダーともコミュニケーションを取って、プロジェクト全体の状況を調整します。

 

また、シニアマネージャーとして、自分の課のプロジェクトマネージャーの管理もしています。彼らが忌憚なく意見を述べ、いつでも話し合えるように、定期的に1対1でのミーティングも行っています。

 

グローバルなメンバーと尊重し合いながら「ONEチーム」となって働く

 

――「楽天市場」のプロジェクトマネージャーのやりがいや、魅力を教えてください。

「楽天市場」は日本最大級のECサイトの一つなので、大規模なプロダクトに携われることが魅力ですね。私たちの手がけるプロダクトを通じて、多くの人々に価値を提供できることに、大きなやりがいを感じます。他のITのグローバル企業とは異なり、開発拠点が日本にあることもポイントです。私自身、一度楽天グループから離れた後に出戻ったのも、このことが大きな理由でした。

 

私たちの課には、10ヶ国以上の国籍のメンバーが集っています。コミュニケーションが難しいように感じられますが、自由に活発な議論ができる環境なので、多様な意見が出てきます。私たちは、お互いを尊重し合いながら「ONEチーム」になって協働することをスローガンにしています。

 

――この仕事でチャレンジングに感じる点を教えてください。

「楽天市場」のプロジェクト管理における最大の課題は、システムの複雑さが挙げられます。それは、要件や関与するステークホルダーが多いからです。そして、この課題克服の鍵は、プロジェクトマネージャーの積極的かつ効果的なコミュニケーションだと考えています。

 

プロジェクトマネージャーはプロジェクトのライフサイクル全体を通じて、すべてのステークホルダー、チームメンバー、クライアントに必要なことを分かりやすく伝え、しっかりと意見を聞くことが求められます。

 

私のチームでは、対面でのディスカッションやビデオ会議を大切にしています。表情やボディーランゲージでのコミュニケーションも重要だからです。

とはいえ、時には行き違いがあって、誤解が生じてしまうこともあります。しかし、最も重要なのは、なぜ誤解が生じたのかを理解し、再発を防ぐために解決策を模索することだと思います。

 

 

――どのようなマインドセットをもった方だと、この仕事にフィットしそうでしょうか?

プロジェクトマネージャーは、ステークホルダー、チームメンバーと「ONEチーム」になってプロジェクトを進行できるリーダーシップが求められます。何事にも積極的で、プロジェクトをより良くしていく姿勢や、メンバーを成長させるために学びを促進させることも大切です。

 

――仕事を通じて得られる経験やスキルを教えてください。

「楽天市場」ほど大規模なプログラムはそうそうありません。そのため、ここで得られる経験やスキルは特別だと感じます。場合によっては、100人以上のステークホルダーとコミュニケーションを取り、すべてのステークホルダーを同じ目標に向かわせる必要もあります。

 

不安に感じることもあるかもしれませんが、私たちはプロジェクト管理のベストプラクティスを構築していますし、入社されたばかりの方には、メンターがついてサポートいたします。

 

 

――「楽天市場」のプロジェクトマネージャーの仕事に関心のある方にメッセージをお願いします。

私たちのチームの特筆すべき点は、多様性だと思います。様々な国からメンバーがきていますが、私たちは国籍に関係なくお互いを尊重しています。そして、「ONEチーム」となって、自由に日頃から議論しています。

 

自分が成長しながら、メンバーも成長させていくプロジェクトマネージャーになりたい方は大歓迎です!ぜひ応募してみてください!

 

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