

Salman
入社…2024年10月に楽天グループに中途入社
部署名…グローバルアドディビジョン
Global Ad Technology 統括部(GATD)
職種…プロジェクトマネージャー
出身地…パキスタン・カラチ
趣味…クリケット、ビデオブログ制作、旅行、ボランティア
パキスタン最大の都市カラチ、サウジアラビアの首都リヤド、アラブ首長国連邦のドバイなど様々な国でプロジェクトマネージャーやシステムエンジニアとして、経験を積んできたSalmanさん。2024年10月に、楽天グループのGlobal Ad Technology 統括部 (GATD)にプロジェクトマネージャーとして中途入社しました。
今回は、来日して楽天に入社するまでの経緯、プロジェクトマネージャーとしての仕事内容や職場環境、今後の展望についてインタビューしました。
もくじ
✔様々な国でプロジェクトマネージャーやエンジニアとして活躍後、来日して楽天グループに入社
✔楽天グループの成長に直結する重要なプロジェクトである楽天市場向け広告プロダクトに注力
✔部門を横断したプロジェクトで、様々なスキルが身につく
様々な国でプロジェクトマネージャーやエンジニアとして活躍後、来日して楽天グループに入社

──自己紹介をお願いします。
はじめまして、Global Ad Technology 統括部 (GATD)でプロジェクトマネージャーを務めているSalmanです。
私はパキスタン最大の都市であり、経済の中心地でもあるカラチで生まれ育ちました。カラチは多様な民族が居住し、発展した歴史があるため、様々な文化や料理が楽しめるので、観光にもおすすめです。特にアラビア海に面した遠浅のクリフトンビーチや、カラチの中心部に位置する歴史的な建造物であるジンナー廟は必見です。
私はプライベートでもクリエイティブで活動的なことを好みます。今、夢中になっている趣味は、クリケットとビデオブログです。
── Salmanさんのこれまでの経歴や、楽天グループに転職するまでの経緯を教えてください。
私が大学で専攻したのは、コンピューターシステム工学です。特にネットワークとデータ通信を専門的に学び、その分野に強い興味を持つようになりました。大学では、複雑なシステムやネットワークを理解するために必要な技術的知識を深く学びました。
大学卒業後は、プロジェクトマネージャーやシステムエンジニアとして、パキスタン、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、アメリカ、オマーンで働いてきました。この経験によって、私は様々な環境に迅速に適応できるようになり、グローバルな視点を持つことができました。
──様々な国で経験を積まれてきたSalmanさんですが、日本で働くのは楽天グループが初めてでしょうか?
なぜ、楽天グループに転職したのでしょうか?
はい、日本で働くのは楽天グループが初めてです。文化的な面で学ぶべきことがあり、それも自身のさらなる成長のための良い機会だと思っています。
私はこれまで、システムの構造やネットワークの最適化といったテクニカルな業務に多く携わってきましたが、「もっとビジネスの成果に直接影響する仕事がしたい」という思いがありました。そのため、IT企業として影響力があり、変化を恐れない革新的なカルチャーを持つ楽天グループは魅力的に感じました。また、楽天グループでは、部門を横断したチームを率いて戦略的にプロジェクトを推進する機会があります。そのことに、私はやりがいを感じています。
楽天グループの成長に直結する重要なプロジェクトである楽天市場向け広告プロダクトに注力

── Salmanさんが現在担当している仕事内容について教えてください。
プロジェクトマネージャーとしての私のミッションは、楽天市場向け広告プロダクト全体の品質を高め、楽天グループの成長とお客様の満足度向上に貢献することです。
具体的には、楽天市場向け広告プロダクトのシステムのパフォーマンスを最適化し、お客様がストレスなくシステムを利用できるようにするための品質改善プログラムに取り組んでいます。様々な部門のメンバーと協力しながら、改善すべき重要な点を見つけ出し、プロジェクトが計画通りに進むように努めています。
── Salmanさんの仕事の流れを教えてください。
私はプロジェクトマネージャーとして、まずプロジェクトの目的をしっかりと理解し、それが事業目標と一致しているか確認します。その後、関係者と協力しながら、プロジェクトの範囲、必要なリソース、スケジュールを明確に定め、詳細なプロジェクトの計画を立案します。
プロジェクトが始まったら、複数の部門のメンバーから形成されているチームを率いて、タスクが計画通りに進むように管理するのが私の役目です。途中で問題が発生した際は、随時、適切に対処します。
プロジェクト進行中は、定期的に進捗状況を監視し、密にコミュニケーションを取ることで、プロジェクトが滞りなく進むよう働きかけます。
プロジェクトが完了した後は、徹底的にレビューを行います。その際に得られた教訓を抽出して、円滑にプロジェクトを完了させ、最後にプロジェクトによる成果を関係者に報告します。
──複数の部門を横断したチームで仕事をするメリットについて教えてください。
私はエンジニア、データアナリスト、UX/UIデザイナー、プロダクトマネージャー、品質保証チームのメンバーなどと密に連携しながら仕事を進めています。彼らはそれぞれが独自の視点や専門知識を持ち、才能豊かであるため、一緒に働けることは大変光栄です。部門を横断して協力し合える体制のおかげで、実際に革新的な解決策や大きな成果を生み出せています。

──多様な企業で就業経験があるSalmanさんですが、楽天グループで働く魅力を教えてください。
楽天グループのプロジェクトマネージャーとして働いてみて、大きな手ごたえを感じます。パフォーマンス改善活動は、楽天の広告プロダクトの成長に直結する重要なプロジェクトです。そのため、自分が全体をコーディネイトしてプロジェクトを進められることに、やりがいを感じています 。
また、楽天グループでの毎日はとても刺激的です。職場は活気があり、新しい視点で物事を考えたり、想像力を働かせたりする機会があるからです。
さらに、様々な経験を持つ才能豊かな同僚たちと一緒に働けることも、魅力の一つだと思います。同僚たちと協力し合いながら、常に新しいことを学び、新しいアイデアを生み出す文化が楽天グループにはあります。
──この仕事においてチャレンジングなことを教えてください。
部門を横断したプロジェクトを率いるため、複数のチーム間で常にしっかりとコミュニケーションをとることが必須です。時には、バランスを取りながら調整して進めることが必要で、苦労する場合もあります 。
また、パフォーマンス改善プログラムは複雑なプロジェクトであるため、プロジェクトマネージャーとして管理する際は、慎重な計画と予期せぬ事態が起きた際の適応力が必要です。私は、プロジェクトの遅延やボトルネックの発生を回避するために、現実的なタイムラインを設定し、リソースを効率的に割り振って管理することに、特に気を配っています。
以前、チーム間の連携不足でプロジェクトの進行が遅れてしまったことがありました。その時はすぐに、定期的な打ち合わせを増やしたり、情報をオープンに共有したり、優先順位を再確認したりすることで、スムーズにプロジェクトを進むよう、軌道修正しました。
──この仕事で得られる経験やスキルを教えてください。
この仕事を通じて、部門を横断して協力し合うための高いコミュニケーション能力と交渉力、チームを率いるリーダーシップや、問題解決能力などが身についたと思います。
また、複雑なプロジェクトを管理する能力に加え、様々な部門からの要望をバランスを取りながら期限内にまとめ上げ、成果につなげる能力を磨けました。私はこの仕事を通して、アジャイルやスクラムといったプロジェクト管理の手法について深く学び、Jira、Trello、Microsoft Projectといった進捗管理やワークフロー管理のツールも使いこなせるようになりました。
──どのような方が楽天グループのプロジェクトマネージャーに適していると思いますか?
特にプロジェクトマネージャーは、大きな変化にも柔軟に対応し、問題が起きても迅速に解決しようとする姿勢が大切です。プレッシャーの中でも落ち着いて対処できること、大きな目標を見失わないこと、大変な時にもチームを導く力が非常に重要です。
時には、納期が短いことやリソースが限られていることもあります。チーム間で認識のズレが生じることもあります。しかし、そんな時でもオープンに話し合い、協力し合い、解決策を見つけようとする気持ちがあれば、どんな課題でも乗り越えられるでしょう。
また、常に新しいことを学び続け、周囲の意見を素直に聞き入れる姿勢も欠かせません。変化を恐れずに挑むことで、プロジェクトを成功に導くことができるのです。
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