
Seiya
入社…2019年4月中途入社
部署名…コマース&マーケティングカンパニー
ECエクスパンション開発部(ECEXD)
職種…プロダクトマネージャー
出身地…北海道趣味…スノーボード、旅行、キャンプ
MIP(Most Impressive Person)は、楽天グループ コマース&マーケティングカンパニーの開発部門における、社内表彰の一つです。四半期ごとに、カンパニーの全社員の中から最も組織に貢献した人物に贈られます。
今回はMIP受賞者の中から、「楽天ふるさと納税」のオンライン申請(ワンストップ特例制度)の新機能開発で利用者の拡大を達成したSeiyaさんにインタビューしました。
もくじ
✔「楽天ふるさと納税」のプロダクトマネージャーとして活躍
✔新機能開発により、確定申告のオンライン申請のリードタイムを削減

――自己紹介をお願いします。
はじめまして、プロダクトマネージャーを務めているSeiyaです。
私は現在、「楽天ふるさと納税」「Jリーグ公式オンラインストア」「楽券」といった「楽天市場」と関連があるサービスを提供している、ECエクスパンション開発部(ECEXD)に所属しております。
前職はSIerのプロジェクトマネージャーとして、お客様のシステムの開発や運用に携わっていました。お客様のビジネスに貢献できていることに喜びを感じていましたが、徐々に「自社のサービス開発に携わって、サービスを成長させたい!」という思いが強くなり、2019年4月に楽天へ転職しました。
── Seiyaさんは、「楽天ふるさと納税」の様々な機能の開発に携わっています。Seiyaさんが普段、担っている役割やミッションを教えてください。
ふるさと納税を利用する際は、自分の年収から寄付できる年間の上限額を計算したり、寄付後に税控除を行ったりする必要があります。「楽天ふるさと納税」は、「楽天市場」と同じドメイン配下にありますが、通常のオンラインストアにはない、ふるさと納税特有の機能が必要になります。
私の所属する部署では、「楽天ふるさと納税」のマイページや、シミュレーターページといった、ふるさと納税特有のページや機能の開発や運用を行っています。
私はプロダクトマネージャーとして、主に新規プロジェクトの企画検討や要件定義を実施しています。その他に、仕様作成、事業部やエンジニアとの調整、実際のユーザー様の利用状況を分析し、抽出した課題から要件を作成することも私の仕事です。
──Seiyaさんのチームメンバーについて教えてください。
私のチームは、プロダクトマネージャー、エンジニアのメンバーで構成されています。楽天では珍しく、メンバー全員が日本人で構成されています。これは、ふるさと納税という日本特有の制度を扱っているからかもしれません。
新機能開発により、確定申告のオンライン申請のリードタイムを削減

──MIP受賞理由となったプロジェクトの概要について教えてください。
ふるさと納税をするには税控除申請を行う必要がありますが、その方法は「ワンストップ特例制度」と「確定申告」の2種類があります。
今回のプロジェクトでは、確定申告の際に、税金控除をオンライン申請するための新機能を構築し、確定申告期間に間に合うように2025年1月にリリースしました。
── 今回の新機能は、「楽天ふるさと納税」の寄付データをマイナポータルやe-Taxへ連携する機能とのことですが、具体的にどのようなものなのでしょうか?
確定申告用のデータをマイナポータルやe-Taxへ連携するためには、外部企業様が提供している「民間送達サービス」を利用する必要があります。
今回のプロジェクトでは、新たに外部企業様とタッグを組み、ユーザー様にとってより使いやすいサービスになるよう、楽天側で要件や仕様を検討し、データを連携して、外部企業様にページ機能を開発いただきました。
──確定申告用のデータを連携するとのことですが、通常のサービスとは異なる難しい点はありましたか?
確定申告用のデータを取り扱うため、正確かつ安全にデータ連携する必要があり、その方法については熟慮しました。
まず正確性についてですが、寄付額の誤りを防ぐことや、情報の安全性を担保する必要があります。そこで、エンジニアのメンバーや、外部企業様と協力して正確性を担保する方法を模索しながら、プロジェクトを進めました。
また、安全性については、データ連携専用のネットワーク環境を構築し、セキュリティ強度を高めました。
──「楽天ふるさと納税」では、寄付データをマイナポータルに連携する機能は2022年からありました。このプロジェクトによって改善されたポイントを詳しく教えてください。
以前のオンライン申請の機能では、データ利用開始の手続きから実際にデータが利用できるようになるまで、1〜2日程度のリードタイムが生じていました。そのため、確定申告の期限の直前に「楽天ふるさと納税」を利用されたユーザー様の場合、期限までにデータが間に合わず、税控除のオンライン申請ができないこともありました。
そこで今回のプロジェクトでは、リードタイムを削減したことで、ユーザー様がご自分のタイミングで確定申告のオンライン申請をご利用いただけるようになりました。また、トラブル等によるサービス停止もなく、安定的にユーザー様にサービス提供することができています。
──このプロジェクトを無事終えた後、感じたことを教えてください。
リリース後の新サービスの分析では、嬉しいことに、前年よりも多くのユーザー様にご利用いただくことができました。リードタイムが生じなくなったことで、確定申告のオンライン申請数の増加にも微力ながら寄与できたかなと考えております。
── MIPの受賞を知った際はどのように感じましたか?
少し戸惑いもありましたが、とても嬉しかったです!
このプロジェクトで達成した成果は、プロジェクトに携わってくれたメンバー全員で達成したことであり、自分一人がMIPを受賞して良いのかなと考えました。
しかし、メンバーの頑張りや支えに敬意を表し、感謝する意味でも、今は受賞を素直に喜んでいます。ありがとうございました。
受賞は全社ミーティングの際に発表されました。チームメンバーやマネージャーから「おめでとうございます!」と声をかけていただいた時に、改めて喜びと達成感を覚えました。
── 今後楽天で挑戦したいこと、ビジョンなどがあれば教えてください。
プロダクトマネージャーとして、私が最も重視しているのは、担当サービスが「楽しい」「新しい体験ができる」「より便利になる」といった価値を提供することです。
楽天は様々なサービスを、国内外の多くのユーザー様へ提供しています。
将来的には、新規サービスの創出に貢献したり、「楽天ふるさと納税」をはじめとした多くの既存サービスに携わったりすることで、ユーザー様へ提供できる「良いこと」や「価値」をさらに増やしていけるよう、努めてきたいです。
※掲載内容は2026年3月13日時点のものです。
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