アプリケーションエンジニアJinさん若いエンジニア達を支えられるチームの柱に！【働くかたち】

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Jin

2021年4月楽天グループに新卒入社

部署名…エンターテイメントサービス開発部（ESDD）

職種…アプリケーションエンジニア

出身地…広島県

趣味…料理, 食べること, ゲーム, アニメ

こんにちは、R-Hack編集部です。Jinさんは、エンターテイメントサービス開発部（ESDD）(以下ESDD）に所属しているアプリケーションエンジニアです。大学院生の時にESDDのインターンシップに参加したのがきっかけで、2021年4月に新卒で入社しました。

ESDDに配属された後に、新しい技術を学びながら経験を重ねていったJinさんが感じている、アプリケーションエンジニアのやりがいとは？楽天グループ社内の環境にも触れながらお話を伺いました。

もくじ
✔インターンシップを経て、希望に合致したアプリケーションエンジニアとして入社
✔アプリケーションエンジニアとして、課題を一つ一つクリアしながら業務の幅を広げる
✔個人で担当できる領域を広げながら、チーム全体のクオリティをアップさせるメンバーに！

インターンシップを経て、希望に合致したアプリケーションエンジニアとして入社

ーー自己紹介をお願いします。

皆さん、はじめまして。エンターテイメントサービス開発部（ESDD）にて楽天ブックスダッシュボード（RBD）のアプリケーションエンジニアとして働いているJinです。大学では情報科学技術を学び、2021年4月に楽天グループに新卒で入社しました。休日は趣味の料理をしたり、季節によっては万博記念公園でお花見をしたり、京都や兵庫に行って地域のグルメを楽しむこともあります。

ーーJinさんはESDDのインターンシップに参加されたそうですが、それが入社のきっかけでしょうか？

はい、私は大学院1年の時に現在所属しているESDDのチームのインターンシップに参加しました。チームメンバーが実際に働いている姿を目にして現場の雰囲気を感じ、自分が将来働いている姿をイメージできたのが大きかったです。

また、私は「自分が生み出したものがユーザーの役に立っていると実感できる仕事をしたい」という思いをもっていました。そのため、アプリケーションエンジニアならユーザーが実際に見て、触れる部分に多く携われると考え、この職種を希望しました。

私が担当している楽天ブックスダッシュボードは、書籍の早期予約開始や在庫適正化、初版・重版部数の検討に役立つ様々な機能を提供しています。出版社様の業務をより便利に、より豊かにするためのサービスです。私は既存機能の改修・新規機能の実装・保守・運用など様々な業務を担当しています。

アプリケーションエンジニアとして、課題を一つ一つクリアしながら業務の幅を広げる

ーー実際にアプリケーションエンジニアとして働いてみて、どのような点にやりがいを感じますか？

複数のプロジェクトが同時に走っていることもあり、同じことの繰り返しではなく日々異なる分野に携わることができるのは、アプリケーションエンジニアの面白さの一つだと思います。また、実際に自分たちが開発したものがリリースされ、ユーザーに使用されている様子を見ると達成感を味わえます。

もちろん、開発中に修正や追加機能が発生することはよくあります。その際、これまで開発してきた経験を活かし、追加機能による既存機能の修正箇所などを迅速に把握して、修正することができるかが、アプリケーションエンジニアの腕の見せ所です。

ーー入社1年目で携わった業務について教えてください。

入社1年目は、主に既存機能の改修といった影響範囲の比較的小さなタスクを担当しました。当時は「新しい技術に触れられて嬉しい！」と思いつつも、「なんとか喰らいついて行かなければ！」と、必死でした。その結果、このタスクを通じて、楽天ブックスダッシュボードで用いている言語・開発手法などに慣れていきました。

また、今後開発予定の新規機能の実装のためのMTGにも先輩メンバーのサブとして参加し、プロジェクトの立ち上げ段階・プロジェクト進行中に何をしているのかを学ぶ機会もありました。

ーー入社1年目の経験は2年目以降に活かせましたか？

はい、入社2年目は、1年目と比べて影響範囲の大きなタスクである新規機能の実装やEOL対応といったタスクを担当しました。その際、1年目で得た知見や経験が役立ち、普段の開発に関してそこそこ慣れてきたことを実感できました。一方で、これまでは先輩のサブとして参加していたMTGにも楽天ブックスダッシュボードを代表して出席することが多くなり、より一層自分の担当領域の広がりと楽天ブックスダッシュボードを根本から理解している必要性を感じました。またサービスの運用という面で、発生したアラートに対して、原因やユーザーの影響を調査する対応にも参加できることになりました。

ーー新たな課題に対して、どのように対応しましたか？

最初はやはり、全然何をしていいのか分かりませんでしたが、「このままではいけない」と思い、アラートが発生するたびに対応を行いながら、アラートの根本的な原因を分かるまで関連個所のコードや動きを自分で調査しまとめていきました。

それをすることで、システムの理解が深まり、未知のアラートが発生した時でも原因やユーザーへの影響調査のスピードと質が上がったと思います。

個人で担当できる領域を広げながら、チーム全体のクオリティをアップさせるメンバーに！

ーー楽天ブックスの商品ページにも直接影響を与える「入荷予約自動化」のプロジェクトは、これまでとは異なり、他のチームと連携する業務を経験されたそうですが、どのような学びがありましたか？

人が多く関わるプロジェクトであるが故の難しさを痛感し、コミュニケーションの重要性を再認識しました。

このプロジェクトは、出版社様が楽天ブックスダッシュボードから倉庫への搬入登録した商品在庫を、リアルタイムで楽天ブックスの商品ページに反映するという入荷予約自動化の機能を作るものです。そのため、これまで携わったプロジェクトとは異なり、多くのユーザーが利用している楽天ブックスの商品ページにも直接影響を与えるプロジェクトだったため、APIチームやQAチームとも、積極的にコミュニケーションを取り、仕様の確認・修正、テストの補助などで連携する必要がありました。その中で、APIチームやQAチームと同一の認識を持てるように、コミュニケーションを多く取るようにし、仕様の共有や連絡などを積極的に行ないました。

また、まだまだ自分のスキルも足りていなかったので、自分のタスクもあふれそうになりましたが、他チームメンバーの助けをもらいながら、タスクの優先度を決めてコツコツ一つずつ地道にこなしていき、業務に慣れていくことで解決できました。

このプロジェクトをリリースできたことは、とても強く印象に残っています。

ーーコミュニケーションが重要とのことですが、チーム内の環境はいかがですか？

何か問題があればチームメンバーが助けてくれるので、とてもありがたいと思っています。なので、仕事で問題が起きた際は、早めにチームメンバーに相談するようにしていますし、相談することで自分の考えが再度整理されるので、コミュニケーションの重要性は常々感じています。

ーー普段チーム内ではどのようにコミュニケーションをとっていますか？

若いエンジニアが多いこともあり、積極的に意見交換をしています。1日に2回Huddleを行い進捗確認や何か問題がないかなどを共有し、もし問題がある場合には、どうすれば解決できるかチームで話し合います。

また、2週間に1回、楽天ダッシュボードのサービスに関する知識の共有やサービス改善に用いることができる技術の紹介も実施しており、新しい知識を積極的に取り入れることのできる環境です。私のチームにはお菓子ボックスのようなものがあり、メンバーがお気に入りのお菓子などを持ち寄って仕事中疲れた時などお菓子を食べてリフレッシュしています。

ーー外国籍のメンバーも多数いますが、コミュニケーションは英語でしょうか？

はい、コミュニケーションは英語です。私のチームでは、「English Japanese Sharing」という英語と日本語の単語やことわざをお互いにシェアする時間があります。例えば、「Don't throw the baby out with the bathwater（大事なものを無用なものと一緒に捨てない）」「shot in the dark（あてずっぽう）「smorgasbord（混ぜ、寄せ集め、バイキング料理）」など、日常会話でも使えそうな、英語の面白い言い回しなどを知ることができて楽しいですよ。仕事以外にも、旅行の話などもします。文化の違いによって感じた新しい発見もあり、日本では普通なのに海外では普通じゃないことを知るなど、色々な刺激を受けています。

ーー今後、楽天で実現したいことや、将来のキャリアプランについて展望をお聞かせください。

まず、私個人で担当できる領域をさらに広げていきたいです。現在は信頼できる先輩メンバーがいるため個人的に今の環境に甘えてしまっていますが、先輩メンバーが担当していた仕事をどんどん奪っていけるように、業務により関わっていきたいです。

個人だけでなく、チーム全体のクオリティを向上させることができる人材になりたいとも考えています。個人的な側面だけでなく、チーム全体を見ることができればさらに開発効率を上げられますし、チームにも良い影響を与えられます。私自身が若いエンジニア達を支えていけるチームの柱のような存在になりたいと思っています。