Suguru
入社…2007年4月楽天グループに新卒入社
部署名……ECインキュベーション開発部 (ECID)
職種…マネージャー
出身地…福島県
趣味…飼っている猫と遊ぶこと
2007年4月に楽天グループに新卒で入社したベテラン社員であるSuguruさんは、文系出身ながら楽天グループにエンジニアとして入社。Web アプリケーションエンジニアとして「楽天市場」の開発に携わった後、現在は社内ベンチャーが集まる ECインキュベーション開発課のマネージャーとして活躍しています。
今回はSuguruさんの入社の経緯や業務内容、現在マネージングしている ECインキュベーション開発部についてインタビューしました。
全国どこでも集客可能な「楽天市場」のビジネスに興味を惹かれ入社
――文系出身のSuguruさんですが、楽天グループのエンジニアになったきっかけを教えてください。
私の生まれ育った地域は過疎化が進んでいたため、集客が難しそうな酒屋がありました。「なぜお店を続けていけるのだろう?」と不思議に思っていたのですが、実は楽天市場で出店、全国を相手に商売されていることを知り、楽天グループという会社に興味を持ちました。このことをきっかけに楽天グループのインターンを受け、実際に社員と現場で数日間すごし、肌でやり切る力やベンチャー企業の勢いを感じて入社を決意しました。
――入社後はどのような仕事をしましたか?
私が楽天グループに入社したのは2007年で、開発部門に配属されました。キャリアのスタートは「楽天市場」の開発です。Web アプリケーションエンジニアとして携わりました。ユーザー向けのページはもちろん、社内ツールや、データを「楽天市場」周辺のサービスに効率的に反映させる仕組み作り等を行いました。技術・サービスのキャッチアップはもちろん、ユーザー様の利便性を最大化し使っていただけるサービスをどのように作っていくかのプロセスを経験することができました。
多様なサービスが集まるECインキュベーション開発課をマネジメント
――経験豊富なSuguruさんですが、2024年より新たに所属したインキュベーション開発課について教えてください。
私が現在マネージャーとして携わっているインキュベーション開発課は、元々インキュベーションビジネス部門にあった開発組織と ECインキュベーション開発部(ECID)内にあったヘルスケア課が併合し、2024年1月よりインキュベーション開発課として、コマース&マーケティングカンパニーに新設されました。
「インキュベーション」とは、新規事業の立ち上げを支援することを指す言葉です。社内ベンチャーのようなサービスが複数集まっているのがECインキュベーション開発課です。立ち上げのゼロイチフェーズ(導入期)から成長期、成熟期などの多様なサービスが揃っています。
――ECインキュベーション開発課では、具体的にどのようなサービスを取り扱っていますか?
例えば、2024年4月に立ち上げた処方箋予約サービスである「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」は、多くのお客様にとって非常に利便性が高いサービスを提供できるポテンシャルがあると感じています。
「楽天ヘルスケア ヨヤクスリ」は、病院やクリニックで受け取った処方箋を撮影し、受け取りたい薬局に事前に送付することで、待ち時間なく薬を受け取れるサービスです。
仕事・家事等で忙しいため、待ち時間なしにクスリを受け取りたい、薬局内での風邪・インフルエンザ等の2次感染を避けたいといった場合、大変便利です。薬局様にとってもメリットがあり、事前に予約が入ることでオペレーションが効率的にできたり、今までお客様として来店しなかった方が通勤中に予約、勤務先近くの薬局でお薬を受け取られるなど新規ユーザー開拓等の機会創出も期待できます。
今後もインキュベーション開発課から、より世の中を便利にしたり、社会の発展につながるようなサービスをどんどんリリースしていきたいです!
――ECインキュベーション開発課ならではのチャレンジングなポイントを教えてください。
ベンチャーサービスを扱っているので鮮度とコスト意識が非常に大切です。同時に、楽天グループの一サービスとしてのリリースになる為、品質は妥協できません。この両輪を絶妙なバランスを保ちながら、サービスを育てていくことがチャレンジングな点です。
そのため、苦労する場面もありますが、絶妙なバランスで事業とも協力しながら戦略に沿ってサービスをリリースできた際の喜びは非常に大きいです。より事業に貢献できる開発体制、サービス提供の仕組みを更に模索していきたいと考えています。
ひとつのサービスの立ち上げた経験を元にゼロイチでの新規サービス立ち上げを行い、ある程度サービス立ち上げのノウハウの横展開ができることが見えてきました。
しかし組織内の各サービスは新規サービスとして独立して立ち上がってきたこともあり、仕組みの展開、サービス同士のシナジーを生むことはまだまだチャレンジングな点が多いです。引き続きベンチャー組織におけるベストな開発組織の構築を絶賛検討中です。
――どんな方が ECインキュベーション開発課に適していると思いますか?
ECインキュベーション開発課ではユーザー様からの反応を身近に感じられます。お客様の声を受けて改善のサイクルをスピード感を持って取り組める環境です。そのため、スピーディーに主体性を持ってサービスとともに成長したいと考えている方には非常に魅力的な部署だと思います。
楽天グループには多様な国籍の方が働いているので、海外ベンチャーで働いているような感覚を味わうこともできます。刺激のある環境で主体的に働きたい方、是非お待ちしております!
私たちと一緒に働きませんか?
ECインキュベーション開発部 (ECID)では、新たなサービス開発から日々の運用・改善まで、一緒に働く仲間を募集中!エンジニアやプロダクトマネージャーなど、幅広い職種で募集しています。ご応募をお待ちしております。