エンジニアキャリア、どう広げる? 社内転職制度について

キャリア

皆さん、こんにちは。R-Hack編集室です。

会社に就職して、長く同じ部署に勤めていると「そろそろ他のことにもチャレンジしてみたいな」とか「あそこの部署の仕事に興味があるな」と思うこと、社会人なら誰でも一度はあるのではないでしょうか?

今回は社員のキャリアデザインを支援する、社内オープンポジション制度(OJI制度)についてご紹介したいと思います。

OJI制度は理想のキャリアを実現する近道

OJI制度とは、プロジェクトや部署が新たな人材を必要とする時に、外部へ募集をかけるだけではなく、社内でも希望する人を募るというもの。新たなことに挑戦しようという社員の自発的なキャリア開発を促す仕組みのひとつです。 

従来の人事異動のように会社の指示によって異動するのではなく、自主的なアクションによって行うことで、仕事へのやりがいやモチベーションを高め、個人としても組織としてもさらにレベルアップしていくことを目指しています。

募集中のポジションは、社内のイントラネットに公開されます。応募するにあたっては条件があり、エンジニアの場合は現職勤務が1年以上であれば応募が可能。応募後は人事などの関連部門との面談のプロセスを経て、承認がおりればポジションチェンジとなります。

多種多様な業種、サービスがある楽天の開発だからこそ、個人のスキルやキャリア志向に合ったポジションを探せる環境が整っているんです。

社員にとっても企業にとってもwin‐winな制度

仕事

エンジニアであれば「違うチームの開発スタイルを知りたい」、「ずっと同じプロダクトを開発してきたら、別の開発もやってみたい」と感じることがあるかもしれません。

もしくは開発内でのキャリアチェンジだけではなく、「もっと事業側のことも知りたい!」ということであれば、事業側への異動という大胆なキャリアチェンジにチャレンジすることもできます!

OJI制度を利用して配属された社員の多くは、仕事に意欲的かつ前向きな姿勢の人が多いそう。自分が希望した部署だからこそ仕事にやりがいを感じ、新たなことへ挑戦する意欲も湧いて、仕事が楽しくなったという声もよく聞きます。

実際にOJI制度によってスポーツメディアカンパニーからコマーステックへ異動をしたDaichiさんに、制度を利用しようと思った経緯や、この制度のメリットなどをうかがってみました!

「これまで関わってきた仕事や役割と違う業務に携わりたいと考えていた時、ちょうど自分が希望していたポジションの募集を見つけ、OJI制度の利用を思い立ちました。

面談等を通して、事前に異動先の情報を得ることができるところや、異動先のポジションを一つに限定せず、複数のポジションを同時に検討できるところが、この制度のとても良い点だと思います。

実際に異動するかどうかに関わらず、他の部署や環境を知るための第一歩として大変有意義な制度です。ポジションチェンジをしようかどうしようか、と悩んでいる人には、もし自分の希望に合うポジションが見つかったら、まずはコンタクトして話を聞いてみることをお勧めします!」

これまでの経験や、今ある環境を最大限に活かしつつ、新しいことにチャレンジできるのがこの制度の最大の魅力。理想のキャリア形成に励む社員にとっても、組織力アップを目指す企業にとっても、お互いにメリットのある制度なんですね。

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